結婚式をしたくないと思うのはおかしい?元プランナーが伝えたいこと

結婚式をしたくないと思うのはおかしい?元プランナーが伝えたいこと

「結婚式って、本当にしなきゃいけないのかな?」

そう思って検索したあなたは、もしかすると少し罪悪感を抱えているのかもしれません。

周りの友人は結婚式を挙げているし、SNSには幸せそうなウェディングの写真が並ぶ。

「結婚したら結婚式をするのが当たり前」という空気の中で、自分だけが「やりたくない」と感じているような気がして、不安になることもありますよね。

でも、安心してください。結婚式をしたくないと思うことは、決しておかしなことではありません。

私はウェディング業界で多くのカップルの結婚式をお手伝いしてきました。

だからこそ伝えたいのは、結婚式を挙げることが正解なのではなく、ふたりが納得できる選択をすることが何より大切だということです。

この記事では、結婚式をしたくないと思う理由や、その気持ちとどう向き合えばいいのかを一緒に考えていきます。

「自分たちらしい結婚のかたちって何だろう?」

そんな問いのヒントになれば嬉しいです。

目次

結婚式をしたくないと思うのはおかしいことではありません

結婚に対する考え方が多様になった今、「結婚したら結婚式を挙げるのが当たり前」という時代ではなくなってきています。

どちらかというと、結婚式に対してネガティヴなイメージをお持ちの方がいることも事実。実際にウェディング業界で働いてきた私自身も、この変化を肌で感じてきました。

以前よりも結婚式に対する価値観は多様になり、「結婚式をしない」という選択や、「本当に自分たちに必要なのか」を立ち止まって考えるカップルが増えています。

だから私は、ウェディング業界にいるからといって、ただ「結婚式を挙げましょう」と背中を押したいわけではありません。

私が大切にしたいのは、挙げるか、挙げないかではなく、ふたりが納得して選んだ答えであること。

結婚式を挙げることが幸せなのではなく、ふたりが「これが私たちらしい」と思える選択をすることこそ、本当の意味で幸せな結婚のかたちだと私は考えています。

だから、「結婚式をしたくない」と思う気持ちも、おかしなことではありません。

まずはその気持ちを否定せず、この記事を読んで「どうしてそう感じているのだろう?」と、ふたりでゆっくり向き合う時間を過ごしていただけると嬉しいです。

結婚式をしたくない理由は人それぞれ

結婚式をしたくないと思う背景は、人によってさまざまです。

「これが理由です」と一言で言える方もいれば、いくつかの気持ちが重なって、なんとなく前向きになれない方もいます。

ここでは、実際によく聞かれる理由をご紹介します。

お金をかけたくない

結婚には、結婚式以外にもさまざまなお金がかかります。

新生活の準備や引っ越し、ハネムーン、将来のための貯蓄など、「今は別のことにお金を使いたい」と考えるカップルも少なくありません。

結婚式は家や車のように形として残るものではなく、その日だけの「体験」。だからこそ、その価値をどう考えるかは人それぞれ。

結婚式以外に優先したいことがあると考えるのは、ごく自然なことです。

準備が負担に感じる

結婚式は当日だけではなく、準備にも時間とエネルギーが必要です。

仕事が忙しくてお互いの休みが合わない。どちらか一方だけが準備を抱えてしまいそう…そんな不安から、「今は難しいかもしれない」と感じる方もいます。

結婚式準備がストレスになってしまうのでは?と心配する気持ちも、決して珍しいことではありません。

人前に出るのが苦手

「たくさんの人の前に立つことを想像しただけで緊張してしまう。」そんな理由で結婚式に前向きになれない方もいます。

注目を浴びることが苦手だったり、主役になることに抵抗があったり。結婚式は華やかなイメージがありますが、誰もがその時間を心から楽しめるとは限りません。

家族や親族の事情

家族との関係や親族の事情も、結婚式を迷う理由の一つです。

親同士の関係や家庭環境、呼びたい人・呼びたくない人など、結婚式には人それぞれ異なる事情があります。

「結婚式をしたい・したくない」だけでは決められないケースも少なくありません。だからこそ、その気持ちを周りと比べる必要はないのです。

結婚式に魅力を感じない

「そもそも結婚式をやりたいと思えない。」

そんな気持ちを持つ方もいます。

一方で、「でも、結婚したら結婚式をするものなのかな」「やらなかったら後悔するのかな」そんな思いが頭をよぎり、迷ってしまう方も少なくありません。

この記事を読んでくださっている方のなかには、そんな思いを抱えている方も多いのではないでしょうか。

その気持ちの奥にあるもの

ここまで読んで、「やっぱり私は結婚式をしたくないんだ」と感じた方もいるかもしれません。その気持ちは、無理に変えようとする必要はありません。

ただ、私が多くのカップルと接する中で感じてきたことがあります。

それは、「結婚式をしたくない」という気持ちの奥には、それぞれ違う理由があるということです。

「結婚式をしたくない」と思う理由をもう一歩だけ深掘りしてみませんか?

「お金をかけたくない」と思うなら、予算を抑えられたら挙げたいのか。

「大人数の披露宴」に抵抗があるなら、家族だけならどうだろうと考えられるのか。

「人前に立つこと」が苦手なら、フォトウェディングや食事会のような形なら受け入れられるのか。

それとも、「結婚式そのもの」に魅力を感じないのか。

理由が違えば選ぶ道も変わります。

じゃあ、その理由が解決したら結婚式を挙げたいと思えるのか。それとも、やっぱり結婚式そのものに魅力を感じないのか。

その答えによって、ふたりに合う結婚のかたちは少しずつ変わってきます。

だからこそ、「結婚式をするべきか」を考える前に私たちはどんな節目を迎えたいんだろうと、ふたりでゆっくり話してみてほしいと考えています。

結婚という節目の迎え方は1つではない

「結婚式をしたくない」と感じていても、それは必ずしも「何もしたくない」という意味ではないかもしれません。

例えば、

「大勢の前に立つのは苦手だけれど、写真だけは残したい。」

「披露宴はしたくないけれど、家族には感謝を伝えたい。」

「結婚式に何百万円もかけるのは違うと思うけれど、ふたりで旅行に行って節目を迎えたい。」

そんな気持ちも、立派な結婚のかたちです。

私自身、「結婚という節目を迎える方法は必ずしも結婚式だけではない」と考えています。例えばこんな選択肢があります。

・フォトウェディング

 写真という形で、今のふたりを残す。

・食事会

 家族や親しい友人に感謝を伝える時間をつくる。

・ハネムーン

 ふたりだけの思い出をつくる旅にする。

・入籍だけ

特別なイベントは設けず、新しい生活をスタートする。

また、「結婚式をしたくない」と思っていても、実は“結婚式そのもの”ではなく“今思い描いている結婚式”が合わないだけということもあります。

例えば…

  • 家族だけの小さな結婚式
  • おふたりだけの結婚式
  • リゾートウェディング
  • 少人数婚

規模やスタイルを変えることで、「これなら私たちらしいかも」と感じる方もたくさんいます。

大切なのは、「結婚式をするか、しないか」の二択ではありません。ふたりにとって、どんな節目を迎えたいのか。その答えを探していくことが、一番大切なのだと私は思っています。

まとめ

結婚式をしたくないと思う気持ちは、おかしなことではありません。その気持ちには、お金や準備、家族との関係など、人それぞれ理由があります。

だからこそ、「結婚式をするかしないか」という二択だけで考えるのではなく、「私たちは、どんな節目を迎えたいんだろう?」そんな視点で、一度ふたりで話してみていただきたいです。

結婚式を選ぶことも、フォトウェディングを選ぶことも、家族だけの時間を選ぶことも、何もしないことも。どれか一つが正解なのではありません。

ふたりが納得して選んだ答えこそ、ふたりらしい結婚のかたちです。

THE WEDDING VOYAGEでは、その「ふたりらしい答え」を見つけるお手伝いができたら嬉しいです。

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