「結婚式って、本当に挙げたほうがいいのかな?」
最近では、費用のことや価値観の変化などから、結婚式を挙げないという選択をするカップルも珍しくありません。
私自身、ウェディング業界で働いてきた経験から、「結婚式を挙げない」という選択肢があることを知っています。そして同時に、後になって後悔してしまう方がいることも見てきました。
この記事は「結婚式は挙げたほうがいい」と不安を煽るための記事ではありません。
私は、THE WEDDING VOYAGEの読者の方に後悔してほしくないと思っています。
結婚式をしないと決めたとしても、後悔しないためにはどんな選択肢があり、どんなことを考えておくと良いのか⸻
ウェディング業界で働いてきた私なりの視点からお伝えするので、この記事が迷っているおふたりの一助となれば嬉しいです。
大切なのは「結婚式を挙げるか」ではなく「納得できるか」
はじめに結論を申し上げると、大切なのは「結婚式を挙げるか、挙げないか」ではなく、おふたりが心から納得できているかどうかです。
これは、このブログを通して何度もお伝えしている、私が最も大切にしている考え方でもあります。
結婚式は人生の大切な節目です。
だからこそ、周りに合わせるのではなく、おふたりが話し合い、「この選択でよかった」と思えることが何より大切だと私は考えています。
実際に挙げないカップルはどらくらいいる?
マイナビウエディングの調査では、結婚式を挙げない・挙げる予定がない人は約4人に1人という結果が出ています。
(参考:マイナビウエディング「結婚・結婚式の実態調査2025」)
結婚式を挙げないという選択は、決して珍しいものではありません。
では、なぜ結婚式を挙げないという選択をするのでしょうか。
ナシ婚を選ぶカップルが増えている背景
結婚式を挙げない、いわゆる「ナシ婚」を選ぶ背景にはさまざまな理由があります。
例えば費用の面では、
- 新生活にお金をかけたい
- ハネムーンを充実させたい
という考え方があります。
また、準備の負担を理由に選択する方もいます。
- 招待する範囲で悩みたくない
- 妊活や仕事との兼ね合いがある
- 数か月かけて準備する時間が取れない
さらに、
- 人前に立つことが苦手
- 主役になることに魅力を感じない
といった価値観から、結婚式を挙げないという方もいます。
ここでご紹介したのは、ほんの一例です。
人それぞれ事情があり、その理由に正解・不正解はありません。
私がリゾートウェディングを選んだ本音
私は、ご祝儀をいただくことに抵抗がありました。
もちろん、友人の結婚式に招待されご祝儀をお渡しすることは、親しい友人をお祝いしたいという気持ちがあるので何の抵抗もありません。
でも、自分が結婚式を挙げる立場になると、何万円というご祝儀をいただくことに抵抗があったのです。
一方で、リゾートウェディングならご祝儀を辞退し、その分を旅費に充てていただくことができます。
「ご祝儀をいただくくらいなら、そのお金を旅行に使っていただきたい」
この気持ちは夫とも一致していました。
これも、私たちなりに考えた「納得できる結婚式」の形だったと思っています。
リゾートウェディングを選んだ理由については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

結婚式を挙げないと本当に後悔する?
ゼクシィの調査では、結婚式を挙げなかった方の約4割が、何らかの後悔を感じたことがあると回答しています。
(参考:ゼクシィ「4割は後悔あり。結婚式を”挙げなかった”男女330人の心残りを徹底調査」)
その内容として多かったのは、
- ドレスを着たかった
- 写真を残せばよかった
- 親に晴れ姿を見せたかった
などが多く、「結婚式を挙げなかったこと」そのものよりも、「何も記念を残さなかったこと」への後悔が目立つようです。
(参考:ゼクシィ「4割は後悔あり。結婚式を”挙げなかった”男女330人の心残りを徹底調査」)
結婚式を挙げないという選択をするなら、「結婚式の代わりになる記念」をぜひ考えてみてほしいと思っています。
「結婚式の代わりの記念を残す」アイデア
では、どんな方法があるのでしょうか。
ここでは代表的なアイデアをご紹介します。
フォトウェディング
- 記念を形に残せる
- 費用を抑えやすい
フォトウェディングは、結婚式よりも気軽に、負担を抑えながら写真を残すことができます。
「ウェディングドレスや白無垢を着てみたかった」
「親に写真だけでも見せたかった」
そんな気持ちがあるなら、フォトウェディングは素敵な選択肢になります。
私はウェディングにおいて、写真や映像は何十年先にも残る大切な宝物だと思っています。
私自身、婚礼写真や映像にこだわった経験から、今この瞬間を未来へ残す素晴らしさをぜひ味わっていただきたいです。
家族だけの食事会
- 感謝を伝える機会になる
- 親世代も受け入れやすい
結婚式にはこだわらないけれど、家族へ感謝を伝える時間はつくりたい。
そんな方には、家族だけの食事会もおすすめです。
思い出のお店や、家族が好きなお料理、家族と行ってみたかった場所など、家族を中心に自由に場所を選べるのも魅力です。
「ありがとう」を伝える時間は、結婚式だけに限らなくてもいいのです。
ふたりだけで記念日を過ごす
- 旅行
- レストラン
- 記念品作り
旅行やハネムーンに力を入れる方も大変多いように感じます。
結婚式という経験ではなく、おふたりで旅をする経験。これもおふたりらしい素敵な節目の迎え方だと思います。
少し贅沢なホテルに泊まったり、普段は選ばないような特別な体験をしてみたり。
きっと、おふたりだけの忘れられない思い出になるはずです。
番外編①:少人数ウェディング
最近とても人気なのが、大人数ではなく、少人数ウェディングという選択です。
私自身も家族と近しい友人だけの小さな結婚式を選びました。
ゲスト一人ひとりとゆっくり話せる時間があり、本当に充実した一日だったと感じています。
番外編②:リゾートウェディング
旅行と結婚式を兼ねられるリゾートウェディング。
旅費や日程の都合から自然と招待する人数も絞られるため、「大人数は考えていない」という方にも選ばれています。
中には、ハネムーン中にフォトウェディングだけを楽しむ方もいます。
気になるリゾート地があれば、「〇〇 フォトウェディング」と検索してみるだけでも、新しい選択肢に出会えるかもしれません。
結婚式をしないことを親に伝えるときのポイント
結婚式を挙げないという結果だけを伝えると、「何かあったのかな」「本当に大丈夫なのかな」と、親御様はさまざまな想像をしてしまうかもしれません。
だからこそ、「なぜその結論に至ったのか」というおふたりの考えも一緒に伝えてみてください。
例えば、
- 新生活にお金をかけたい
- フォトウェディングで思い出を残したい
- 人前で式を挙げることに魅力を感じなかった
- お互いによく話し合って決めた
など、おふたりの言葉で伝えられると良いでしょう。
親御様にとって大切なのは、「結婚式を挙げるかどうか」だけではありません。
おふたりがしっかり話し合い、納得して決めたことが伝われば、安心して受け止めてもらいやすくなるはずです。
もちろん、親御様にも「結婚式を挙げてほしい」という思いがあるかもしれません。
そんなときは、その気持ちにも耳を傾けながら、お互いが納得できる形を見つけていけると、これからの家族関係もより温かいものになっていくでしょう。
結婚式をしない選択も、結婚式をする選択も正解
おふたりが心から納得している選択こそが、おふたりらしい結婚のかたちです。
人生の大切な節目だからこそ、「結婚式を挙げないと後悔するかな」と不安になることもありますよね。
私は、結婚式そのものについて一から考え、おふたりらしい答えを探していること自体が、とても素敵なことだと思っています。
どんな形を選んだとしても、おふたりが「この選択でよかった」と思える未来になりますように。
そして、THE WEDDING VOYAGEがその小さな道しるべになれたら嬉しいです。
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